こんにちは、のっちです。
今回は競売マイホームの続き。
いよいよ入札です!
入札に必要な書類を集めて入札
入札に必要な書類を集めます。
まず大事なのが保証金の入金。競売に入札するには物件の売却基準価格に応じた保証金をあらかじめ裁判所に振り込んでおく必要があります。その額、売却基準価格の20%。今回の物件は売却基準価格が1500万なので保証金は300万円ほどになります。けっこう高いですね。この保証金は落札者になれば物件の代金に充てられ、落札できなければ後日戻ってきます。なので無駄になるお金ではありません。
(ただし、振込手数料は返ってきません)
振込用紙は物件を管轄している裁判所にあります。今回は業者からもらいました。
また、入札額を記載する書類も必要です。こちらに入札したい額を書き込みます。
今回は、業者が予想した価格に端数をつけてみました。
キリが良い価格だと他の入札者と同額になった時に困るので、端数をつけて入札することが多いようです。
書類をそろえて業者に提出し、開札日を待ちます。
入札をしてしまえばあとは待つしかありません。
入札は人気の物件だと数十件にもなり、当然ですが落札できるのは一番高い値を付けた人だけです。
業者に予想してもらってるとはいえ、落札できるのはたったの一人。正直難しいかな~と思っていました。このころは期待と不安が入り混じって本当にドキドキしていました。
いよいよ開札!落札できた!
そして開札日。一番早く落札結果がわかるのは裁判所現地に行くことです。
裁判所では落札者の名前が読み上げられるそうです。情報は夕方ころネットにもあがります。ネットには落札価格が掲示されます。自分の入札額と落札額が一致していれば自分が落札できた、ということになります。
基本的に開札日は裁判所があいている平日です。私は仕事で会社にいたのですが、結果が気になって仕方なく、何度もスマホで981jpを更新しながら待っていました。すると業者からメールが来ました。
「落札おめでとうございます」
業者に先に知らされてしまいましたが、無事落札することができたようです。
すぐに妻にも連絡。これで手続きが順調に進めば晴れてマイホーム取得、ということになります。
一応この後、裁判所による落札者(私)の属性確認などがあります。要するに私が暴力団関係者などでないか、などの調査ですね。調査は裁判所がやってくれるので私がすることは何もありません。裁判所がこの人に売ってよし!という判断(売却許可決定)をするまでしばらく待ちます。
2019年ころから、この期間が1週間から20日に伸びたみたいです。
以前はこの期間が1週間しかなく、落札したらすぐに保証金を引いた残代金を入金しなくてはなりませんでした。そのため、入札前に住宅ローンの仮審査を通しておく必要がありました。(業者さんも知らなかった模様)
しかし現在では、開札日から売却許可決定まで20日あります。
20日あると住宅ローンの仮審査、本契約(金銭消費貸借契約)をひと回しすることができます。
実は仮審査してもらっていた銀行の金利が高いことがわかったので、他の銀行に仮審査を申し込みました。(仮審査してもらった銀行さん、ゴメンナサイ)
この銀行の金利が安く、変動金利の0.45%で借りることができました。
これがとてもラッキーでした。
住宅ローンの本契約と登記手続き
住宅ローンと同時に登記の手続き等を進めていきます。
司法書士の先生を業者に紹介してもらい、必要な書類を集めます。
この時期は平日に何度も銀行や司法書士の先生とやり取りしたりと忙しかったです。
その後ローンも無事に借りることができ、裁判所に残代金を支払って登記を進めます。
ちなみにローン額としては、物件代金全額+諸経費分を出してもらうことができました。
支払ったお金は
- 不動産取得税:20万円ちょっと
- 競売業者さん報酬3%:約100万円
- 登記関連費用:20万円ちょっと
- 住宅ローン手数料:50万円ほど
などなど。思ったよりも諸経費がかかりました。
競売をもし自分でやるなら一番お金がかかっている業者への報酬が削れます。今回は初めての競売なので業者を利用しましたが、もし業者を使わないならかなり安上がりに物件が取得できそうですね。
今回はここまで。次回はついに物件の中に入ります!
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